バカラの賭け方はどうやるのかを配当とともに知ろう

バカラがカジノの初心者におすすめといわれている理由の一つに、「賭け方の単純さ」が挙げられます。カジノにおいて代表的なゲームであるルーレットは賭け方の種類がたくさんあって覚えるのが大変ですが、バカラはルーレットと比較するとはるかに賭け方の種類が少なく、一度に大きく儲けるのは難しい反面、初心者にとってはとっつきやすいといえます。

バカラのテーブルに着いて現金とチップを交換をしたら、ゲームの勝敗の行方を予想して、テーブルの上にあるベッティングエリアに賭けたい分だけチップを置きます。ディーラーが「No more bet(ノーモアベット)」と発するまでの間は自由にチップの置く場所を変えることができますが、いったんコールされた場合はそれ以後の移動は一切許されません。ベット可能な時間が終了したら、カードが配られて勝敗が決し、的中した場合はディーラーから払い戻しが受けられ、しなかった場合はチップが回収されて次のゲームに入ります。

バカラの最も基本的な賭け方は「プレイヤー(PLAYER)」と「バンカー(BUNKER)」の2つです。プレイヤーに賭けた場合、その後のゲームでプレイヤーが勝利すると的中となり、賭け金と同額のチップが上乗せされて払い戻され、バンカーが勝利すると賭け金はすべて没収されます。一方でバンカーに賭けた場合は、ゲームでプレイヤーが勝つと当然賭け金は全部没収となりますが、バンカーが勝つと、賭け金と同じ額からコミッションを控除したものが上乗せされて払い戻されます。コミッションは日本語でいうところの手数料や寺銭にあたり、バカラの場合は賭け金の5%をコミッションとしているところが多いです。払い戻しを倍率で表現すると、プレイヤーは2倍でバンカーは1.95倍ということになります。

賭け方がプレイヤーとバンカーのみの単純なバカラだと、どちらに賭けてもゲームで引き分けだった場合は賭け金が全て返却されます。しかし、カジノの中には「タイ(TIE)」も選択肢を含めたバカラが提供されているところが少なくありません。もし、タイに賭けた場合は、その後のゲームで引き分けだったときに店側で設定したオッズにしたがって払い戻しが行われ、勝ち負けが出たら賭け金がすべて没収されます。多くのカジノは払い戻しを賭け金の8倍、つまりオッズを9倍としており、リスクが大きい分あたれば大儲けができる仕組みになっています。

カジノによっては、この他にも「最初に配られる2枚のカードが同じ」という選択肢があるバカラを用意していることがあります。2枚のカードが同じになる確率は非常に低いため、的中した場合の配当も12倍と高く設定されることがほとんどです。